【転職】就労資格証明書とは?取得するメリットを解説。

就労資格証明書とは?
就労資格証明書(しゅうろうしかくしょうめいしょ)は、日本で働く外国人が、自分の在留資格に基づいて特定の仕事を合法的に行えることを証明する書類です。
転職して働く会社が変わる際、この証明書は、あくまで「証明」のための書類であり、これがなければ働けないわけではありません。
就労資格証明書は、就労ビザを持つ外国人が転職した場合、新しい職場でそのビザの範囲内で合法的に働けることを確認するために役立ちます。
なお、転職時に就労資格証明書を取得する義務はありません。ただし、雇用主と外国人労働者の双方がスムーズに手続きを進められるよう、必要に応じて活用できる書類です。
取得するメリット
就労資格証明書の取得は、外国人にとっても企業にとってもメリットがあります。
外国人のメリット
就労資格証明書を取得すれば、転職が適法であることの証明となるため、外国人の方は安心して新しい職場で働き始めることができます。また、この証明書があると、次回の在留期間更新手続きがスムーズに進むというメリットもあります。
審査の結果、在留資格の範囲を逸脱していないと判断され、就労資格証明書が交付された場合は、次回の在留期間更新時に不許可となる可能性が非常に低くなります。
一方で、就労資格証明書を取得していない場合は、次の在留期間更新手続きが通常よりも手間がかかることがあります。
例えば、前の職場の退職証明書が必要になったり、審査に時間がかかったりすることがあります。それでも更新が許可されれば問題ありませんが、万が一不許可となった場合は、新しい職場で働き続けることができなくなってしまうリスクがあります。。
1.安心して転職できる
就労資格証明書があれば、転職が在留資格の範囲内で適法であることが証明されるため、安心して新しい職場で働くことができます。
2.次回の在留期間更新がスムーズ
証明書が交付されていれば、次回の在留期間更新手続きで審査がスムーズに進み、不許可となるリスクを大幅に軽減できます。
3.雇用の安定性が向上
転職後も適法に働いていることが証明されるため、不意に在留資格に問題が生じるリスクが減り、長期的なキャリア形成がしやすくなります。
4.手続きの簡略化
転職後の在留資格に関する問題が解消されるため、余分な書類や証明を準備する負担が軽減されます。
企業のメリット
企業が外国人材を雇用する際、在留資格だけではその外国人が具体的にどのような業務を担当できるのか、分かりにくい場合があります。このようなとき、就労資格証明書を確認すれば、外国人に任せられる業務内容を事前に把握することができ、適正に業務を割り当てることが可能です。
さらに、就労資格証明書で在留資格の許可範囲内であることが証明されていれば、次回の在留期間更新時に不許可となるリスクが大幅に減り、外国人が突然働けなくなる事態を防ぐことができます。
法律を遵守しながら雇用でき、安定的に人材を確保できることは、企業にとって大きな安心材料となります。
- 適法に雇用できる確認が取れる
就労資格証明書を確認することで、採用予定の外国人が在留資格の範囲内で適法に働けることを事前に把握できます。これにより、法律にのっとった雇用が可能となります。 - 任せられる業務内容を明確化
証明書には、外国人に許可されている具体的な業務内容が記載されているため、適切な業務割り当てが可能です。 - 突然の労働不可リスクを防止
在留資格の適法性が明確であるため、外国人が働けなくなるような突発的な事態を避けることができます。
まとめ
今回は就労資格証明書の概要と取得するメリットを紹介しました。
就労資格証明書は、外国人が転職した際に、現在の在留資格で新しい職場で働けることを証明する書類です。
この証明書には、外国人本人と雇用する企業の双方に多くのメリットがあります。
特に、在留資格を変更せずに転職する場合や、業務内容や業務量が大きく変わる場合には、就労資格証明書の取得を強くおすすめします。
なお、この証明書の提示は任意であり、企業がその取得を強制することはできません。また、証明書を提示しないことを理由に不当な扱いをすることのないよう、企業側も適切な対応を心がける必要があります。
当事務所では外国人のビザ代行を行っております。不明点等ありましたらお気軽にお問い合わせください。
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